2011年11月13日

大船渡屋台村の思い

大船渡屋台村のコンセプト

「岩手・気仙・大船渡を元気にしたい」という民間団体・企業によって創り上げる屋台村です。

未曾有の大津波により大船渡の飲食店街は壊滅的に破壊され店舗数の90%以上が瓦礫化となりました。
ここで立ち止まるわけにはいきません。
誰かがやってくれるのを待っているわけにはいきません。 
私達が立ち上がるのです。

【大船渡を明るく元気な活気のある街に!!中心市街地に賑わいの創出を目指して!!】

大船渡の新しい中心市街地となりうる場所に賑わいの創出を目的に掲げ、また起業家育成の機能・システムに取り組み、積極的にまちづくりへと結びつける創意的な取り組みを目指し、地域づくりの施設として今後の市街地活性化のため、下記のコンセプトに基づきコミュニティビジネスとして地域づくりに貢献していきます。

「大船渡屋台村」 具体的な7つのコンセプト

1. 飲食店街の復活・市街地の活性化
2. 環境対応型の屋台村として
3. おもてなし、ふれあい、憩いの場として
4. 若手起業家の育成
5. 大船渡の情報発信基地として
6. 三陸の美味しい食材のPR、地場に根ざした食材による商品開発
7. 復興への幕開けの象徴として

「大船渡屋台村」  インキュベートシステムの導入

屋台は商いの原点であり、最終目的ではありません。各店主にも屋台を起点にしてそこから復興までの間、又は自店の開業までの間、各自が発展させていってもらうこと。その為に契約期間を3年を一区切りとします。この間に顧客を獲得し、ノウハウを習得し資金を貯める。いずれは市内に店舗を構え独立して商売を大きくしてもらうこと。ローリスクローコストで参入出来る屋台は、震災を機に既に商売を行ってきた人にとっては店舗の復活が出来ます。また、これから商売を始めたいという人にとってのサクセスストーリーの場として考えられます。コンセプトにもある若手起業家の育成や支援という目的にも多様性が生まれると思います。

1. まず、商売を本格的にやりたい人が屋台に出店して、ノウハウや顧客をつかみお金を貯める
2. その間、じっくりと、本格的に店舗を開業する場所を吟味してから屋台を卒業する
3. 空いた屋台には、また新たに商売を始めたい人たちに新規参入していただく
       そして屋台を卒業した店主たちが、各々大船渡の情報発信基地としてまちづくりに寄与する

すべては、【私達が愛する郷土を、愛される郷土に!!】 を目指して。



Posted by amikainushi at 17:40